東京生まれ。東京芸術大学指揮科に学ぶ。指揮を金子登、佐藤功太郎に。ピアノを竹尾聆子、ヴァイオリンを山岡耕筰、スコアリ-ディングをH.ピュイグ=ロジェ、チェンバロをD.ヘルマンに師事。在学中より二期会オペラの合唱指揮者、副指揮者として活動を始め、小澤征爾、若杉弘等のアシスタントを多く務める。日本合唱協会第104回定期演奏会でプロデビュー。バロック音楽にも造詣が深く、マタイ研究会管弦楽団・同合唱団を指揮した「バッハ・マタイ受難曲」のCDが1992年に発売され好評を博した。新国立劇場(オペラハウス)の開場に伴い、バイロイト音楽祭に派遣されN.バラッチェのもと研鑚を積む。新国立劇場の開場記念公演「ローエングリーン」では同氏のアシスタントを務める。2000年より同劇場の専属を務める。2009年より日本合唱協会の指揮者に就任する。2015年に室内合唱団日唱代表および一般社団法人日本合唱協会の理事長に就任。日本指揮者協会会員。
岐阜県立加納高校音楽科及び国立音楽大学声楽学科を卒業。テノール歌手としてキャリアをスタートし、バッハ、ヘンデル、モーツァルト等の宗教曲のソリストとして多くの演奏会に出演。指揮に転向後はオペラ、ミュージカル、オーケストラ、合唱など、様々な分野で活動を展開している。2021 年 6 月及び 2022 年 10 月日本合唱協会定期演奏会を指揮。2021年ズーラシアンブラス指揮者オーディションに合格し、お友達プレーヤーとして全国 20 か所以上を公演。2022 年には東京交響楽団を指揮。同年、松竹ミュージカル「流星の音色」(滝沢秀明演出、京本大我主演)を指揮。2023 年の歌劇「トスカ」では世界的テノール歌手ニコラ・ロッシ・ジョルダーノ氏と共演し、大成功を収める。2024 年1月~2月宝塚歌劇団雪組東京公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』を指揮し好評を博す。
東京学芸大学で音楽教育と声楽を、立教大学大学院でキリスト教学と教会音楽を、桐朋学園大学オープン・カレッジで指揮を学ぶ。J.G.ラインベルガーのミサ曲に関する論文で修士号(神学)を取得。大学在学中より松村努氏の下で研鑽を積み、これまでに指揮を増井信貴、合唱指揮をアレクサンドル・ソロヴィヨフ、声楽を横山和彦、辻村成子、オルガンを﨑山裕子の各氏に師事。また、大学卒業後から日本合唱協会(現室内合唱団日唱)のメンバーとして活動し、コンサートマスターを経て2023年に正指揮者に就任。
Tokyo Cantat 2023「第8回若い指揮者のための合唱指揮コンクール」第1位。同コンクールでは第5回から第8回の4回連続で入賞、及びモデル合唱団賞を受賞。第6回にはエルヴィン・オルトナー・ファンドによる副賞を受賞し、アルノルト・シェーンベルク合唱団のメンバーとしてシュタイリアルテ音楽祭に参加。また、クレムス国際合唱アカデミーに招待され、エルヴィン・オルトナー氏の下で学ぶ。
現在、教会音楽を活動の中心として10余団体の指揮者を務めるほか、講習会の講師やコンクールの審査員、客演指揮者に招かれるなど、幅広く活動している。JCDA日本合唱指揮者協会、合唱人集団「音楽樹」会員。