室内合唱団 日唱 第21回定期演奏会
北原白秋の詩
日 時：2018年6月20日（水）19:00開演（18：30開場）
場 所：渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール
（渋谷駅西口より徒歩5分 : 渋谷区文化総合センター）
明治～昭和初期にかけて活躍し、国民的な詩人として親しまれた北原白秋（1885～1942）。その創作は詩、短歌、俳句、小説、童謡と幅広く、その作風もさまざまです。
今回の演奏会では、
〇平易な親しみやすい言葉で書かれ、今なお歌い継がれている童謡
〇官能的で異国情緒にあふれた象徴詩を収めた処女詩集『邪宗門』
〇故郷・柳河の風俗と幼少年時代の思い出を歌い、白秋の出世作となった第二詩集『思ひ出』
〇閑寂枯淡の境地に達した円熟期の詩集『水墨集』『海豹と雲』
など四つの異なった様式から詩が選ばれた作品を取り上げました。
作風もさまざまな白秋の詩を異なった時代の作曲家たちによって音楽化することでより際立つ多彩さを、時に素朴な、時に壮大な合唱で味わっていただきます。
曲目
１. 山田耕筰 作曲・増田順平 編曲によるア・カペラ作品集
・あわて床屋
・待ちぼうけ
・ペィチカ
・かやの木山
・曼珠沙華
２. 信長貴富 編曲 混声合唱とピアノのための「赤い鳥小鳥」―北原白秋童謡詩集―
・第1章 小さないのち
・第2章 子供の村
・第3章 いつか来た道
３. 多田武彦 作曲 男声合唱組曲「柳河風俗詩」
・1.柳河
・2.紺屋のおろく
・3.かきつばた
・4.梅雨の晴れ間
４. 萩原英彦 作曲 混声合唱組曲「白秋による三つの楽想」
・風
・螢に
・月夜の谿
5.木下牧子 作曲 混声合唱曲「邪宗門秘曲」